カナガンはシニア犬が食べても大丈夫?シニアフードに求められる特徴から解説します!

カナガンはシニア犬にも向いてる?

カナガンは日本でグレインフリー・ドッグフードが流行したキッカケを作ったとも言えるドッグフードですが、何度かワンコ友だちから「カナガンをシニア犬に与えても大丈夫かな?」と聞かれたことがあります。

 

カナガンは全犬種・全ステージ対応(全年齢対応)なんですけど、世の中には"シニア向け・専用"ドッグフードも多いので少し不安になる気持ちもわかります(^_^;

 

ウチでも一時期カナガンを食べさせていたことがあって、当時10歳を超えるワンコがいたので、僕も気になってツッコんで調べたことがあるんですよね。

 

で、結論から言えば、カナガンはシニア犬に食べさせても全く問題ありません。

 

むしろ、カナガンはシニア犬に向いてるんじゃないの?というくらい、シニアに必要な栄養素などが含まれてます。

 

ということで、あらためて『なぜ、カナガンはシニア犬に食べさせて問題ないのか?』というところを徹底解説しますね。


シニア犬(老犬)の特徴から考えよう!向いてるドッグフードとは?

シニア犬の特徴

まずカナガンを分析する前に、大前提として『そもそも、シニア犬になると身体にどんな変化があるの?』『で、それを踏まえてシニア犬向けのフードはどうあるべきなの?』というところから整理していきましょう。

 

というのは、ここがわかれば、あとはカナガンの特徴と見比べて、カナガンがシニア犬に向いているのか、合うのかどうか?必然的にわかりますからね。

 

シニア犬になると、どんな身体の変化があるの?その特徴は?

ワンコがシニア犬・老犬になっていくと、成犬のときに比べて、身体にどんな変化が出てくるか?というと、代表的なものは以下の5つです。まあ、人間とほぼ同じなので(笑)イメージしやすいかと。

  1. 筋力が衰える
  2. 消化機能が衰える
  3. 関節が弱くなる
  4. 認知症になる可能性が高まる
  5. 歯が弱くなる

 

もちろんワンコによって「どの程度なのか?」という"個体差"はあります。全く認知症にならずに筋力もさほど衰えない子もいれば、食欲も激減するほど消化機能が衰えてしまう子もいます。

 

アナタのワンコに当てはまる(又は、何となくでも当てはまりそうな)ことがあれば、特に要チェックしてみてください。

 

では、シニア犬向けのフードに求められる条件は?

上記のシニア犬になったときの5つの身体の変化・特徴から考えて、それをケアできるようなドッグフードになっていれば「シニア犬向けのフード」と言えますよね。

 

では、1つ1つの条件を見ていきましょう!

 

1.「筋力が衰える」をケアするためには

筋力が衰えないようにするには、タンパク質をたくさん摂ることが大事。ドッグフードで言えば、原材料のメインが「肉」になっているフードを選ぶことです。

 

人間の場合には歳を取ると肉を食べる量が減る人が多いし、それで問題ないんですが、ワンコの場合は肉を減らすのはNGです。元来、ワンコは肉食動物なので「肉メイン」であるべきで、それはシニア犬になっても変わりません。

 

2.「消化機能が衰える」をケアするためには

ワンコもシニアになると、胃腸の消化・吸収の能力が衰えてきます。なので、消化・吸収をサポートしてくれるような栄養素がドッグフードに入っていることが重要。具体的には、食物繊維を含む野菜・果物(特に根菜類の野菜、りんご、バナナ等)、腸内環境を整えてくれる乳酸菌、オリゴ糖、などです。

 

3.「関節が弱くなる」をケアするためには

そのまんまになりますが、関節をサポートしてくれる栄養素が入っていることが大事です。人間のサプリメント等でもよく使われてますが、グルコサミンとコンドロイチンが代表例ですね。関節が弱くなると、運動量が減り、筋力の衰えや肥満にもつながるので要注意です。

 

4.「認知症になる可能性が高まる」をケアするためには

ワンコも認知症になります。夜泣き、夢遊病のように歩き回ったりします。認知症を予防してくれるのはドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)などの栄養素で、これまた人間のサプリメントにも使われてますよね。

 

5.「歯が弱くなる」をケアするためには

この条件は栄養素の話ではなく、ドッグフードの固さについて。シニアになっても普通にドライフードが食べられるなら、そのままドライフードがいいです。ただし、ワンコがすでにドライフードをそのまま食べるのが難しい状態になってしまったなら、お湯でふやかしてたべさせるか、ウェットフードを活用しましょう。

カナガンの原材料と成分などの特徴は?

では、いよいよ、カナガンの原材料などをチェックして、シニア犬のためのドッグフードの条件を満たせているのかを見ていきましょう。

 

チェックするのは、カナガンのパッケージに記載されている原材料表示です。
カナガン 原材料 成分表

 

赤枠部分に注目ですが、やや見づらいので、原材料表示を書き出してみました。色が付いている栄養素がシニア向けのケアになるモノです。

原材料
骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ

 

上記カナガンの原材料の中で、シニア犬向けのフードの条件に当てはまる部分を整理すると、以下のようになります。

シニア犬の課題 ケアするためのフードの条件 カナガンは?
筋力が衰える 筋肉を付け維持するため、タンパク質=お肉メインであること 原材料表示の一番最初に「骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%が記載されています。原材料表示は割合の多いものから表示しているので、肉がメインになっていることがわかります。
消化機能が衰える 食物繊維を含む野菜・果物(特に根菜類の野菜、りんご、バナナ等)、腸内環境を整えてくれる乳酸菌、オリゴ糖が入っていること サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、フラクトオリゴ糖が入っています。
関節が弱くなる 関節をサポートする栄養素(グルコサミンとコンドロイチン)などが入っていること グルコサミン1000mg/kg、コンドロイチン700mg/kg、が入ってます。
認知症になる 知症を予防に役立つ栄養素(EPAやDHAなど)が入っていること サーモンオイル1.2%が入っています。サーモンオイルにはDHAやEPAなどのオメガ3系不飽和脂肪酸が多く含まれています。
歯が弱くなる ドライフードをお湯でふやかす、またはウェットフードを一部混ぜて食べさせること もちろんお湯でふやかすことは可能ですし、カナガンにはウェットフードもあります。

 

どうでしょう?カナガン、見事にシニア向けのフードに求められる条件を満たしてますよね。

最後に、カナガンをシニア犬に与える時の注意点

シニア犬 カナガン

ということで、カナガンはシニア犬に食べさせて問題ないフード・向いているフードと確認できたと思いますが、最後に2つほど注意点を。

 

ワンコが食欲をなくしてしまってる場合

シニア犬 カナガン

ワンコの歯が弱くなってドライフードを噛めずに、食欲をなくしてしまっている場合には、上で紹介したように、カナガンをぬるま湯でふやかして与えるか、カナガンにはウェットフードがあるので、それを少しだけドライフードに混ぜてあげてください。

 

ここで注意してほしいのが、カナガンのウェットフードのみにしないということ。

 

 

というのは、カナガンのウェットフードはドライフードと栄養バランスが違うからです。一番の違いはタンパク質の割合でウェットフードはタンパク質の含有量がドライフードの1/3なんですね。なので、全面的にウェットフードにするとタンパク質が不足するかもしれないので、特にシニア犬の場合はオススメしません。


 

何かしら慢性的な病気を持っている場合

シニア犬 カナガン

もしアナタの愛犬がすでに何かしら病気を患っている場合には、カナガンで問題ないのかどうかは病院で相談してくださいね。

 

特にワンコに多い尿路結石など腎臓障害がある場合には、タンパク質(肉)の量やリンの量を制限する必要があります。カナガンのタンパク質とリンの量は健康なワンコには問題ないですけど、腎臓が悪いワンコには多すぎる可能性があるので、特に注意して獣医に確認してみてください。

まとめ

カナガンはシニア犬に食べさせても、全く問題ないドッグフードです。冒頭でも述べましたが、ウチでも一時期シニアのワンコに、カナガンを食べさせてました(^^)

 

アナタが「シニアのワンコにOKなら、カナガンにしようかな!」と思っていたなら、自信を持ってカナガンを食べさせてあげてくださいね。

 

そこまでカナガンにこだわってなくて、愛犬に安心して与えられるフードを探しているというなら、こちらで紹介している当サイト推奨の「安全・安心のためのフード6条件」も参考にして良いフードを見つけてみてください。